アラフォーから一流の男性に愛される女になる方法をお届けしている、平野あきです。
2020年後半は、新型コロナウィルス感染症の影響で本業中心だったため、恋愛メールマガジン配信中心になっていましたが、環境を整えたのでこちらの記事も投稿します。
2021年新年最初の記事は、40代で年収8桁超の一流の彼が選んだ「まじめなアラフォー女性が選ばれたワケ」をお届けします。
※今回の内容は、ご本人と彼女さんが「僕たちのように頑張っている人たちの役に立ちたいので」とのお申し出があり、ご本人が特定されないように一部添削をしてお届けしております。
彼との出会いは、1本のお問合せからでした。
「キャリア、出世を目指して仕事が忙しすぎてひとつずつ達成してきているのですが、気づいたら婚活を後回しにしてしまいました。周りよりかなり遅い婚活を開始してみたものの婚活疲れを経験。見つめ直し、ビジネスでの教訓と同じですが、まず自分を知ろうと思った次第です。僕の婚活プロデュースをしていただけないでしょうか。」
まず1時間の恋愛カウンセリングを実施。
彼の印象的な言葉だったのは、
「本命の彼女に僕の愛を正しく伝わるために、まずは僕が彼女の愛を正しく受け止められる僕の恋愛の器を育てたいんです。」
婚活市場では超プレミア条件の彼。
なぜ結婚相談所、婚活アプリ、合コンに行かないのか質問すると・・・
「まずは自分を知るところからスタートだと思ったきっかけがありました。結婚相談所にお試し入会しましたし、婚活アプリも登録しました。でも、登録直後の〝狩り〟に引いてしまって。女性たちと会話にならないんですよ。
あー、僕の肩書きばかりで僕を理解してくれているわけじゃないんだーって。つくづく悲しかったです。しかも、女性たちの〝嘘〟も多かったんですよね。
はっきり口にはしませんが、行動で本性が見えてしまって。全然動かないし言わないのに察しろ状態。あー、本当は働きたくない、本当は貯金ない、本当は家事もテキトーなレベル(スキル)なんですけど!というヘンな自信を感じるばかりで。
改めて見直して、どんなときも〝有益な勉強をするためには、まずお金を払って、素直に学ぶ〟を選んできたので、今回恋愛プロデュースのお問合せをしました。」
(あ、どこから湧いてくるの?その自信のアラフォー女性たちの依存性ではなく、お金も時間も心も奪うハイエナを感じてしまったようですね。あ、それ、正解!と思いました)
すぐさま方向転換できて、有益な情報を得るために対価を支払うが身についていて、期限もゴールも決めている。無料クレクレ星人でもないし、好きハヤクハヤク星人でもないし、人任せダラダラ星人でもない。
「僕は、これからもキャリアも出世も諦めたくない。仕事が忙しさを極めてくると食事も休日も後回しになって、仕事バカになります。こんな僕と一緒に前を向いて歩いてくれたり、ときどき一歩前から引っ張ってくれたり、僕が引っ張ったり、浮気も疑わず僕を理解してくれる女性がいいんです。」
・・・ですよね。人から見て「モテる」と思われる人ほど、浮気を疑われてげんなりしちゃうんですよね。そうなのよね。
「今は片想いもしていない。気になる女性もいない」と言うまっさらな「ゼロ」から、彼のマンツーマン恋愛プロデュースがスタートしました。
最初のアドバイスは、
「まずは、職場、サークル、気軽な飲み会や交流会、あなたの好む場所で出会う女性たちの、あなた以外の人と接する姿を観察しまくってください。そしてあなた自身の中に生まれる感情を聴かせてください。」のみ。
随時、報告メールがあり、最初のカウンセリングから2か月後。
彼から一本の報告・・・、
「何人もの女性に目移りしちゃいました。苦笑。でもアドバイス通り、僕以外の人と接する姿を観察しまくったら、ようやく、1人の女性を見つけましたかもしれません。」
彼が選んだ女性は、彼の職場にいる「中途入社1年目、30代後半、女性」でした。
「どうしたらもっと近づけますかね・・・」
私のアドバイスはたった一言。
「その気になる彼女さんは・・・、30代半ばの中途入社。頑張ってきたんでしょうね。きっと守り続ける気持ちは、あなたと同じでしょうね。あなたにとって今の職場、これからのキャリア、出世はどれぐらい大切ですか?そしてあなたの強みは何ですか?」
努力をして今の地位を手に入れてきて、すでに女を守り愛せる一流マインドがある彼。努力は質を育てるという通り、頭の良い答えを出す。
「きっと同じ気持ちだと思います。気軽に手は出せませんね。実際僕は社内恋愛を一回もしてこなかったし。彼女も年齢的に頑張ってきて手に入れた中途入社だろうし。どうしたらもっと近づけるか・・・。
・・・僕の強みは、社内の人脈があることぐらいです。」
私は、さらにアドバイスを続けました。
「彼女にとって、信頼できる仲の良い、少し頼れるポジションを狙ってみましょうか。」
それからの彼は、彼女の素敵な点、可愛らしい点、頑張っている点を見つけるたびにどんどん気になっていき、焦って暴走しそうになると私に連絡をしてくることを選び「安心」を得ながら頑張りました。
まずは彼女の部署の男性社員を巻き込んで(周囲に彼女に気があるのは一切言わず)、交流会を数回開催。2人きりではなくあえての「大勢で開催」を選びまくりました。
数回開催後には、彼女が呼ばれてないなら、先に根回しをしたうえで彼女に「社内で人脈を作ったほうがいいよ。困ったら僕を頼ればいい」と参加させる。
職場でも引き続き、彼女の仕事のクオリティに感動しつつ、要望を伝えて、彼女の評価を彼女の上司に伝えることをしまくりました。まさに、周囲を固める作戦(=戦略)。
連絡先を交換できたのは、半年後。でも、2人で会うことはなかなかせず、LINEで「おはよう」「おはようございます」の交換は続けてもらいました。
あるとき、彼女が大きく落ち込む出来事があり、彼女から彼にLINEが来ました。LINEでやりとりをしながら、「泣いてもいいからさ、良かったら電話で話し聴かせてよ。話したら落ち着くよ。解決したいなら一緒に解決策探すし。」と彼女にLINE。
結果、電話で話すことに。お互いキャリア、出世を狙っているからこそわかり合えるツラさ、しんどさ、失敗をどう成功に持って行くか・・・。彼女の話しを徹底的に遮らず聴く。もしホンの1%程度の隙間があったら解決策を提案してみる。
その後、彼女も無事に解決でき、2人の距離感は縮まっていき、彼女から「お礼の食事」のお誘いが。
でも、彼が伝えた返事は・・・
「嬉しいよ。嬉しいけど、2人でいるところを目撃されたら噂が流れて、〇〇さんのキャリアに傷がつくかもしれない。良かったら理由を作らない?
サークル仲間全員からメンバーの女性に誕生日プレゼントを贈りたいんだけど、見立ててもらえないだろうか。
仕事の帰りならどう?偶然ばったり帰り道が一緒だったからって言えるし。」
彼はこんな感じで一生懸命に「彼女の信用を稼ぎまくり」ました。
仕事と同じ戦略です。
ふたりとも「まじめ」なので、彼にアドバイスするだけで良い影響になる。「弱みをもう一方から視ると強みになる」を実施してくれました。だから、
晴れて恋人同士になったあとも影響(リスク)を考えて、お互い以外には全力で内緒。信頼関係があるなら事後理由を言っても関係は維持できると信じて。徹底的に公私をわけていたふたり。入籍してから、報告。これも仕事と同じ戦略。
彼は、いつも契約締結が終わるまでごく身近な仲間としか進めてこない戦略集団のひとり。だからこそ社内からも社外からも「信用され、信頼が厚い」。彼のおかげで彼女も同じような社内の評判。
彼の仕事が忙しすぎるとき、彼女は無理せずに、栄養ある食事をサポートしたり、アイロンとクリーニングを効率的に使って、最低限のできる範囲のサポートしてくれてる。
一方、彼は、彼女が忙しすぎるときは、頑張りすぎる彼女に声を掛けることをしていました。都度違いましたが、たとえば、スーパーに行って食材を買ったり、ゴミ捨て、名もなき家事もしたり。
ときどき、お互いに大切な「ひとりになる時間」を設けたり。
彼にとっては、同志。
彼女にとっては、心強いパートナー。
ふたりとも「まじめ」だったので、
・仕事をコツコツ頑張るから、早寝早起きの生活パターンも同じ(夜中にメールは一度もない)。
・体が資本だから、普段の食事の摂り方も同じ(むしろ、リスペクト並み)。
・心優しく相手の立場を考えるから、穏やかさも同じ。
・贅沢はせず、心の豊かさを優先するから、質素でシンプル生活も同じ(改善されたほど)。
・自分を大切にしているから、隣にいながら見守ることも同じ。
・相手を大切にしているから、相手のひとりの時間を大切にするのも同じ。
彼の片想いが成就するには「1年近く」かかりました(入籍はあっという間でしたが)。一流の彼が、まじめなアラフォー女性を選んだ理由もシンプル(「同じ価値観と、違う価値観を知る」)ですね。
下心満載ゲス男がまじめなアラフォー女性を選ぶときは、必ず「スピード」が特徴です。すぐに「付き合って」と言います。言わずに「身体の関係に持ち込む」こともあります。1か月も経てば連絡が減少するワケです。
下心満載ゲス男の「1か月」と、一流の「1年」。
あなたの理想の恋愛を叶えてくれるのは、どちらの時間ですか?
一流の彼は、彼女の存在に気づいたのは、「いつも、お願いした仕事が必ず期待をいい意味で裏切った120%で戻ってきていたから」と言ってました。
しかもその姿勢は、誰に対しても、同じ。年下の先輩でも年下の上司でも、同じ。分け隔てなく丁寧にサポートする。そこに「同志たる愛を感じた」そうです。
恋人同士になってからは日本社会の弱者に対して人一倍優しいのだとか。ときどき「もういいじゃん」とよぎるときもあるそうですが、そんなときは「僕がほっとかれる」そうです。彼女は「信念、在り方」がありますね。
まじめな男性にはまじめな女性。
一流の男性には一流の女性。
ちなみに、彼は、彼女にこんな「お願い」をしたそうです。
「子どもを持ったら、お互い名前を失くしてしまうだろうから、いつまでも下の名前で呼び合いたいんだけど、どう思う?」
彼女にとっては、これが「プロポーズの言葉」と思ったそうです。彼はプロポーズというより「彼女との結婚はあたりまえ」と思っていたので「日常の会話(お願い)」だったそうです。
親や女友達、親戚の「普通、常識」にあてはめてしまうと、うまくいく関係もうまくいかないときがあります。どうか、目の前の大好きな人を見て、感じてくださいね。あなたの本当の心の声は「どんな男性」を求めていますか?
●アラフォーの「すぐ」は、ゲス男につけ込まれやすいワケです。